看護は人との相互作用によって成り立つ職業ですから、コミュニケーション能力は看護にとって非常に大切な能力になります。本学科では、コミュニケーションについて深く学べる科目を用意し、さまざまな角度からコミュニケーションを学びます。
東洋医療の知識や技術を学ぶことによって、便秘や痛みなど、さまざまな苦痛を和らげることができ、人間が本来もつ自然治癒力が充分に発揮されるように働きかけることができます。
ますます高度化・専門化する現場に対応できるように、カリキュラムに工夫を凝らしています。とくに、今注目されている分野については、現場で、実際にその業務に携わっている専門の看護師さんから、タイムリーな話題と実際の事例を交えながら、最新の専門知識の講義を受けることができます。
糖尿病、高血圧といった生活習慣病が増加している現在では、看護師や保健師は地域や企業、学校などさまざまな分野の人たちの健康を守ることを期待されています。
総合教育科目では、英語表現法(医療に役立つ英語)や生命倫理、コミュニケーション学などを必修で学び、選択科目で、一般教養や手話、東洋医学に関する科目、健康に関連する科目などについて幅広く学びます。
専門科目では、看護師に必要な基礎医学の知識と、看護概論や、基礎看護技術について学びます。1月には病院で基礎看護学実習を1週間行い、これまで学内で学修した内容を体験的に学びます。
看護にいかす疾病論や領域別(母子、成人、老年、精神、在宅)の看護の概論、保健師の基礎となる疫学や助産師にも必要な子育て支援論などを学びます。また、本学の附属診療所と介護老人保健施設で、高齢者とのコミュニケーションを学びながら老年看護学の実習を行います。2月には病院で基礎看護学実習を2週間行います。患者様の生活を整えるために、看護過程を用いながら基礎的な援助技術を実習します。
領域別の看護の方法論や展開論を学修します。また、公衆衛生看護支援論など保健師に必要な科目も学びます。 後期からは、それまでに学んだ知識を実践するために、病院や福祉施設などで実習します。
総合看護学実習や災害・国際看護論など、看護学の統合や発展に向けた学修に取り組みます。また保健師、助産師に必要な公衆衛生看護学実習や助産学実習を行います。