
地域連携・社会貢献について
本大学では、学生の学修環境を改善することや教育の質向上につながるよう、地域の方々や団体と手を組んで活動してきました。そうした活動が「地域活性・地域創生」につながり、本学の在校生や卒業生が地域で活躍できる環境整備につながると考えています。その思いを形にするために、2024年度より新しい部門「地域連携・社会貢献部門」ができました。
これまでもいくつかの自治体や地域の方々と話をしてきました。「地域活性・地域創生」に積極的な自治体や団体と協定を結び、様々な取り組みを実践しています。今後も、実施内容を更新していく予定です。
ある自治体で確認しましたら、地域の若者は7割以上が大阪や兵庫の都心部にある大学に通うために地元を離れるそうです。そして、その内の2割程度の若者しか地元に戻ってこないそうです。また、本学に入学してくれた学生の多くのご両親は、地元にもどることを諦めておられます。本音としては、子ども達が地元に帰ってきて活躍して欲しいと願っているようですが。
本学には地域から来てくれた学生が多数在籍していますので、何とか地元にもどり活躍してくれることを願っています。そのために、その地域の自治体や団体、住民の皆さんと力を合わせていきたいと考えています。少しでも多くの地方の自治体や団体、住民の皆さんが本気で地域創生に向けて、本学と共に活動してくださることを願っています。
教育研究・学修支援センター
地域連携・社会貢献部門長 中尾 哲也