2015年卒業
なりたい自分をイメージし続ける ~患者に寄り添う看護を目指して~
本学を志望した理由
関西医療大学ではコミュニケーション能力の向上が図れるとともに、東洋医学の知識や技術など、他の大学では学べない科目があることに魅力を感じ受験しました。また、保健看護学部だけでなく理学療法やスポーツトレーナー学科などの学部があることを知り、同じ医療の道を目指す学生との交流を持つことで、広い視野で学ぶことができると考えました。
学生生活を振り返って
同じ目標を持った仲間と励ましあいながら実習に臨み、数多くのことを乗り越えることができました。さらに、お互いを高め合える素敵な仲間と4年間を楽しく過ごすことができました。また、先生方からは適切な学習指導をしていただき国家試験に無事合格することができました。
進路について
大学4年次の緩和ケア病棟での臨地実習を通して、「がん看護」に興味を持ちました。患者の個別性を考えたカンファレンス、看護師間や多職種との連携の場面、終末期患者への関わりを見て「こんな看護がしたい」と強く思いました。幼少期からなじみのある地域の病院に貢献したいと思い、和歌山労災病院へ就職することを決めました。
現在の仕事について
採用時より消化器内科・肝臓内科・産婦人科・整形外科の混合病棟で勤務しています。看護提供方式は「デイパートナーシップ」であり、毎日ペアナースと共に看護を提供しています。ペア、チームで協力して、患者の傍でじっくり話を聴く時間を作るよう心がけています。日々、生命の尊さを感じながら、どんな時も患者や家族に寄り添う気持ちを忘れず、個別的な看護が行えるよう努めています。
その他(アドバイス)
入学当初はどんな看護師になりたいかはわかりませんでした。しかし、実習を重ねる中で少しずつ「こんな看護師になりたい」という気持ちが芽生え、今では自分が目指す看護師像に近づいています。私自身も周りの人たちに支えてもらいながら、ここまで来ることができました。まずは先生方のご指導の下で、講義や実習で経験するひとつひとつのことを大切にしながら「なりたい自分」を見つけていってください。