関西医療大学を志望した理由

関西医療大学には看護師や理学療法士等、他の医療職の学科もあり、単に専門知識だけでなくチーム医療に関してもより深く学ぶ事が出来ると考え志望しました。当時は学科開設から間もなく、私達が二期生ということで不安に感じた点は多少ありましたが、それ以上に自分の努力次第で道を切り開く事が出来るという可能性に魅力を感じました。

学生生活を振り返って

個人的にはとても長く感じましたが、充実したものだったと思います。一年次は生物や化学等の基礎的な授業が多く一から学べる環境が整っていたので、文系出身の私にとっては有難かったです。また、二年次からは臨床検査の専門的な授業が始まり、基礎知識の重要性を改めて感じました。特に本学の教員は「国家試験合格」だけでなく、常に「臨床」を意識した授業を提供してくださいました。そのおかげで「臨床の現場で通用する知識・技術」を習得でき、年次を重ねる毎に勉強の楽しさに気付きました。

進路決定

私はクリニックへの就職か臨地実習でお世話になった総合病院への就職かで悩んでいました。そんな時、先生が大学病院を勧めてくださいました。せっかく臨床検査技師として現場で働くのであれば、多岐にわたる患者様を治療している大学病院でより多くの事を学ばせていただきたいと思い、大学病院への就職に挑戦しようと思いました。

現在の仕事内容

私は現在、微生物検査業務を中心に遺伝子検査等にも携わっています。常に進歩する医療の現場において新たな知識習得は必要不可欠であり、日々勉学に励んでいます。また、新たな検査機器の検討や症例報告等、学会発表にも積極的に取り組んでいます。決して楽な仕事ではないですが、充実した日々を送れています。

その他（アドバイス）

"It's never too late"
これは「何をするにも遅すぎるなんて事はない」という意味です。新しい事にチャレンジする時は勇気が必要だと思います。やるかやらないかで迷ったら是非「やる」方を選んでみて下さい。