関西医療大学を志望した理由

初めてオープンキャンパスに参加した際に理学療法士の先輩方が優しく笑顔で対応して下さり、雰囲気がとても良く好印象でした。大学入学にするに当たっての不安や悩み事に対しても真摯に聞いて下さり、嬉しかった記憶が残っています。私たちは作業療法学科の1期生であり先生と学生の距離も近く、一人一人に対して熱心に指導して下さるという期待も込めて志望しました。

学生生活を振り返って

先輩がいない状況で他学科よりも大変だったことが多くありました。しかし、1期生しかいないからこそクラスでお互い得意な分野を教え合って、助け合いながら必要な知識を高めていけたと思います。また、学生想いの先生が近くで支えて下さったのでコロナ禍で大変だった実習や国家試験も乗り越えられました。

進路決定

私が高校生の進路に悩んでいる頃に祖母のリハビリテーションを見学し作業療法士を目指すきっかけを与えて頂いた病院に就職したいと考えていました。それに加えて、日野病院が大切にされている患者さんに寄り添ったリハ提供を聞き、強く共感したためこの病院で働きたいと決めました。実際に就職してから優しい先輩方と一緒に実技勉強やリハ内容を相談しながら患者さんへ介入しています。また、再び入院した私の祖母へのリハビリテーションも実践することができ恩返しが出来たかなと実感しています。日々学びながら実践できる日野病院を選んで良かったと思っています。

現在の仕事内容

現在の仕事内容は、脳血管疾患から運動器疾患の幅広い患者さんへリハビリテーションしています。さらに患者さんのご家族への現状説明やリハ見学、施設の方やケアマネージャーなど多職種の方との担当者会議など様々な業務を経験させて頂いています。業務内容は覚えることが多く、1年目は大変でしたが、2年目からは自分の知識をさらに増やして、様々な患者さんへ対応できるように勉強を重ねていこうと思っています。

その他（アドバイス）

学生生活の中で様々な試練にぶつかることも多くあると思います。私は臨床現場に出てからのほうが大変なことや悩むことも多くあり、正直自分には向いてないのではないかと考える時期もありました。しかし、ふとした瞬間の患者さんの笑顔や出来なかったことが出来るようになった喜びを一緒に共有できることが本当に幸せでやりがいを感じています。今、悩んでいる学生の方も少なくないとは思いますが、諦めずに頑張って欲しいと思います。