関西医療大学を志望した理由

高校卒業までの18年間で野球部の主将や体育祭の応援団長など組織の先頭や中心に立つ機会を多くいただきました。そのような中で、今後は周りから人を支える立場を経験した方が良いかなと思い、好きだったスポーツと人を支えるという２点のベン図の中心を探していたときに、スポーツトレーナーや医療職に興味を持ちました。様々な大学を調べる中で、はり師・きゅう師とアスレティックトレーナーの受験資格が４年で得られるという点や、多くの現場で活躍されている先生方がいらっしゃる点に魅力を感じました。

学生生活を振り返って

新型コロナウイルスとの共存が良くも悪くも印象的な４年間でした。自分よりも何年も先輩の先生方が未曽有の事態の対応に苦しんでいたことに少しホッとしたのを今でも覚えています。そんな風に、初めてのことは誰でも失敗するので若いうちに圧倒的な試行回数を重ねるのが良いんじゃないかなと思います。自分はコロナ禍を言い訳にダラダラ過ごしてしまったので、これを反面教師にして過ごしてほしいと思います。

進路決定

３回生の３月あたりから動き始め、色々な治療院をみて、今の会社を選びました。担当の方とお話したり、お礼状を送ったりすることも経験なのでたくさんの治療院を見学するのが良いかなと思います。治療の選択肢が多かったことや、多くの人と接したかったことから今の会社を選びました。

現在の仕事内容

幅広い年齢層の患者様に対して、鍼治療はもちろん、手技や矯正など様々なアプローチを行います。現在は研修中なので患者様に対する治療は行っていませんが、受付やご案内、電話対応など接客・接遇の面で満足していただけるように業務を行っております。6月の社内試験に合格したのちに、患者様に実際に治療を行うようになります。その後はトレーナー活動や勉強会など様々なことが解禁されてくるので非常に楽しみで充実した毎日を送っております。

その他（アドバイス）

進路を考える時間を設ける中で、社会人になりたくないなあ、学生のままがいいなあ、と思う方がいらっしゃるかもしれません。以前は “仕事＝人生”と捉えてしまう風潮があったように思いますが、仕事は人生のほんの一部です。大切なのは、いま自分の周りにいる家族や友人、恋人、先生など自分をつくってくれている人たちです。嫌なことがあれば一緒に愚痴って、嬉しいことがあれば一緒に共有して下さい。偉そうなことをつらつら書いた手前これから私も頑張るので、一緒に頑張りましょう。