2024年卒業
一人一人の患者様らしさを支援できる作業療法士を目指して
関西医療大学を志望した理由
本校を知ったのは、医療系の大学に進学したいことを高校の担任に相談した際、大学を知ったのがきっかけです。
一度オープンキャンパスに参加した際、学内が綺麗だったことや、先輩方が優しく対応して下さり、とても好印象を持ちました。教員の方にも進路や学業に対する不安を相談したところ、とても真摯に相談に乗って下さり、不安な気持ちが和らいだことを覚えています。
このような環境で頑張りたいと思い、関西医療大学を志望しました。
学生生活を振り返って
入学した頃は自分が想像していたよりも勉強することが多く、戸惑うこともありました。しかし、クラスメイトと一緒に勉強をしたり、分からないことがあれば先生方に質問することで、少しずつ成長することができたと感じています。また、実習では自分の知識不足や技術の未熟さをとても痛感しました。しかし、初めて患者様とコミュニケーションを取れたことや、作業療法を通して関われることが、とても嬉しかったことを今でも覚えています。実習が終わると、国家試験に向けての勉強が始まりました。正直に言うと、焦る気持ちが大きかったです。しかし、クラスメイトと一緒に勉強に励んだことや、たまには一緒に息抜きをして過ごした時間が、とても充実していて楽しかったです。また、国家試験合格のために、いつも親身になって関わってくださった先生方にはとても感謝しています。
進路決定
当院には長期実習の際にお世話になりました。実習では、先生方のご指導の下、患者様が作業療法を通してその人らしさを取り戻していく過程を経験させて頂きました。その際、作業療法士の可能性はとても大きく、患者様のこれからの生活を豊かにすることができると感じることができました。また、スタッフの皆様の雰囲気が明るく、患者様のためになることを積極的に取り組まれている姿勢を見て、とても魅力的に感じました。作業療法士として成長したいと思い、当院で働くことを目指しました。
現在の仕事内容
当院のリハビリテーション部は急性期から回復期にかけて脳血管疾患から運動器疾患の幅広い患者様へのリハビリをしています。また、福祉部門と連携し、継続したリハビリを提供しています。現在の仕事内容は、日々の業務を覚えることや、先輩方のリハビリ見学,徐々に患者様を担当しています。また、担当者会議や退院前訪問などにも、参加させて頂いています。分からないことや困ったことがあれば、すぐに先輩へ相談できる環境があり、当院にて日々学びながら成長したいと思っています。
その他(アドバイス)
実際に患者様を担当すると、教科書や学校で習ったことのように思い通りにいかないことが沢山あり、働きながら、日々沢山のことを学ばせて頂いています。その中で感じたことは、知識面ばかりではなく、まずは患者様を中心に考えることです。私は1年目で、まだまだ未熟者ですが、「患者様は何をしたいのか」など患者様の立場になって考えることが、今の私にもできることだと感じています。
また学生生活は思っているよりも、あっという間に過ぎていきます。学生生活を楽しむことも忘れず、勉学に励みながら過ごしてください。