2024年03月23日
大学院
本学大学院修士課程 修了生 野村 真先生の論文が英文誌 Muscle and Nerve に掲載されました
本学大学院修士課程 修了生 野村 真先生(日本医科大学大学院医学研究科リハビリテーション学分野、日本医科大学千葉北総病院リハビリテーション科)の論文が英文誌 Muscle and Nerveに掲載されました。イメージの生成や操作という,目には見えない2次元または3次元の物体の心的表象を回転させる能力であるメンタルローテーション(MR)課題中の脳活動の変化については多くの報告があるが、脊髄前角細胞の興奮性の変化は明らかではない。本研究では、健常者を対象として手指画像のMR課題が脊髄前角細胞の興奮性に影響を与えるか否かをF波解析にて検討した。MR課題は、同じ身体部位に対応する脊髄前角細胞の興奮性を増加させる。MR課題は、脊髄前角細胞の興奮性が低下している患者の運動機能を改善する可能性があることがわかりました。野村先生は、現在、日本医科大学大学院医学研究科リハビリテーション学分野 青柳陽一郎教授のご指導及び本学大学院研究科長 鈴木俊明教授の協力により論文が掲載されました。本当におめでとうございます。
Nomura M, Aoyagi Y, Suzuki T
Changes in the excitability of anterior horn cells in a mental rotation task of body parts
Muscle Nerve. 2024 Mar 15. doi: 10.1002/mus.28082. Online ahead of print.