2025年03月06日
大学院
本学準研究員 河野達哉先生の論文が英文誌 Physical Therapy in Sport に掲載されました
本学準研究員 河野達哉先生(本学理学療法学科卒業、大学院修士課程修了、京都工芸繊維大学大学院工芸科学研究科バイオテクノロジー専攻博士後期課程)の研究が英文誌Physical Therapy in Sportに掲載されました。
この論文では、サッカー経験者20名(年齢20.6±2.3歳)を対象にsidestep cuttingという方向転換動作の三次元動作解析を行っている。sidestep cuttingを行った後にサッカーに特異的な課題(キック、ジャンプ+ヘディング)を設定することで、それに先立って実行されるsidestep cuttingの動作様式に変化が生じることを明らかにした。sidestep cuttingはスポーツ外傷、特に膝前十字靭帯損傷の代表的な受傷機転であるが、本研究の結果から、動作が実行される前後の局面を含めた経時的な動作の理解が重要となることが示唆された。
なお、この論文は、山﨑 航 助教、 谷埜予士次 教授と作成した修士論文の内容である。
本当におめでとうございます。
Kono T, Yamazaki W, Tanino Y. The effects of subsequent soccer-specific tasks on sidestep cutting kinematics and kinetics.
Physical Therapy in Sport. 2025 May 73:9-16.