“第７２回日本良導絡自律神経学会全国大会”
関西医療大学、吉田宗平学長を会頭に開催決定!

開催期間：　２０２０年10月17日（土）～18日（日）
大会会場：　森ノ宮医療学園

学術大会のテーマ
「箴(しん)は鍼(しん)なり、心(こころ)の鍼(はり)なり」―学と術と心身応答―

今回の大会テーマ「箴は鍼なり、心の鍼なり」とは、江戸末期幕府の昌平坂学問所の儒官（総長）となった佐藤一斎の言葉です。勝海舟、西郷隆盛、坂本竜馬など幕末の志士達の精神的主柱となった人物です。
彼の著した『言志四録』四巻の『言志後録』（九十一）にある文章の冒頭の一節です。
以下文章は続きますが、その意味するところは、箴は、もともと竹の針ですが、心に響くはり（箴言）という意味で使われており、彼の好んだ鍼治療の体験から気分不良（悪念）が生じたときすぐさま、心下に数鍼（箴言）を刺すと病（悪念）が癒（消）えると、箴言と鍼治療の両者に共通した心身への効用（応答）を語ったものです。ここには、現代人の失った古人の心身相関への鋭い感受性と深い洞察があります。鍼灸の真髄に通ずる一斎のこの言葉から、「学」と「術」としての鍼灸学を神経内科医としての立場から再考したいと思います。

第72回日本良導絡自律神経学会　学術大会会長　　
関西医療大学　学長吉田宗平

全国大会事務局のご案内
★大会事務局
第７２回日本良導絡自律神経学会全国大会事務局
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