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 11月7日(木)に第39回関医祭にて校友会イベントを開催しました。
 第1部は「高血圧の正しい知識と運動・ツボ刺激医よるセルフケア」と題し、地域の方を対象に実施しました。受付を済ませると、「安静を保つ」ことから始め「正しい血圧の計り方」で血圧を測定。その数値を基に、本学の河本医師から「血圧」についての講義を受け、「血圧が高い・低い」とは血管がどういう状態なのか、血圧が高い/低いとなぜ病気に繋がるのか、「高血圧」と呼ばれる状態を引き起こす原因は何かなどを学びました。
 その後、本学卒業生で鍼灸師の今井講師から「高血圧に効くツボ」を教えていただき、実際に参加者同士でペアを組みツボ押しをしました。最後は本学の相澤講師、卒業生で柔道整復師の中西講師から「血圧を下げる簡単ストレッチ」を教えていただきました。
終了後に、皆さまもう一度血圧を測り、血圧は下がっているかを確認していました。皆さまからは「わかりやすかった」「家でもやります」というお言葉をいただきました。
地域の皆さまに大学での学びを還元することを目的として実施した第1部は盛況のうちに幕を閉じました。

■河本医師の講座

■今井講師のツボ刺激

■相澤講師・中西講師の運動講座


 第2部は「スポーツ現場における身体機能評価とトレーニング」と題し、卒業生で現在 独立行政法人日本スポーツ振興センター・ハイパフォーマンススポーツセンター(以下「HPSC」とする)・国立スポーツ科学センターに勤務されている平瀬尚貴先生をお招きし、ご講演いただきました。
HPSCにおける国際競技力向上を目指すアスリートへのサポートにはどのような分野が関わっているのか、その役割や日本におけるスポーツ振興の考え方からオリンピック・パラリンピックとの関わり方についてお話いただきました。また実技を交え「身体機能評価」についても教えていただきました。同時に、
既にトレーナーとして活動をしている在学生や卒業生が使用できるシステムのお話などもあり、大変学びの多い、充実した講演になったかと思います。講演中も皆メモをしっかりと取って、講演後も参加者がひっきりなしに平瀬先生に質問に行っている姿が印象的でした。
理学療法学科、はり灸・スポーツトレーナー学科、ヘルスプロモーション整復学科、1年生から4年生まで学科や学年を跨ぎ、また卒業生も参加していたので、参加者同士でも話が弾んでいました。
卒業生、在学生が繋がることを目的として企画した第2部も大盛況のうちに幕を閉じることができました。
来年も、楽しい企画を考えておりますので、皆様ぜひ、ご参加ください!

■HPSCのご紹介の様子

■実技の様子