2021年02月05日
令和2年度の健康運動実践指導者の試験が終わりました(ヘルス整復/五十嵐)
こんにちは、ヘルスプロモーション整復学科の五十嵐です。
今回は、ヘルスプロモーション整復学科で取得できる資格の一つである、「健康運動実践指導者」について書いてみたいと思います。
ヘルスプロモーション整復学科は、「医療の知識を持った上で運動の指導を行うことができる、健康づくりをサポートする人材の育成」を目指した学科で、「柔道整復師(Judo Therapist)」の資格はもちろんですが、「健康運動実践指導者」などの健康スポーツ系の資格も取得できるようになっています。
この健康スポーツ系資格の一つである「健康運動実践指導者」は健康・体力づくり事業財団が認定している資格で、健康運動の知識はもちろんですが、健康運動を実際に手取り足取り実演しながら指導できることが特徴となっている資格です。
ヘルスプロモーション整復学科ではこの資格を3年生の後期に受験できるようになっていて、4年生で受験する柔道整復師と重ならないようにしています。
健康運動実践指導者を取得するには、1年生から3年生までに開講される授業のうち、受験に必要な単位を取得するとともに、さらに財団が実施する実技試験と筆記試験の両方に合格する必要があります。実際の実技試験は、陸上運動か水中運動のどちらか一方を選択し、受験します。
試験の実際についてもう少し説明してみましょう。陸上運動も水中運動も両方ともレジスタンス運動(自分の体重や水の抵抗を利用した筋トレ)と有酸素性運動(エアロビックダンスか水中ウォーキング)を実際に実演指導することが課題となっています。また、筆記試験はパソコンを利用したCBT方式で行う五択問題40問で構成されており、この両方に合格しなくてはいけません。ちなみにヘルスプロモーション整復学科の昨年度の合格率は90.5%で、全国平均の58.1%よりも高い合格率となっていました。
コロナ禍で行われる今年の試験は、徹底した新型コロナウイルスの感染予防対策がとられた上で、実技試験が12月6日(日)、筆記試験は1月22日(金)と1月23日(土)の2日間に分散して実施されました。筆記試験が2日間に分かれているのは、受験生が試験会場内で密にならないよう配慮したためです。
実技試験、筆記試験の両方とも、学生たちは学内でそれぞれ2回ずつの試験対策補習を受け、十分に準備して試験にのぞみました。
写真は実技試験当日、実技試験が終わった後に撮影されたものです。頑張って練習し、それを全て発揮した後のすがすがしい表情をご覧下さい。
皆さんも私たちと一緒に、柔道整復師や健康運動実践指導者などの資格取得のため頑張ってみませんか。大学で会えるのを楽しみにしています。