スポーツ傷害への対応など、
その進化とともに、
活躍の場が広がり続ける
理学療法の世界
学科の特色
Feature
医療への期待に応える"治せるセラピスト"、理学療法士を養成
障がいを抱えてしまった人々の回復をサポートし、QOL(生活の質)やADL(日常生活動作)を向上させる理学療法士。高齢化に伴う慢性疾患や神経疾患、精神疾患をはじめ、スポーツ傷害への対応、鍼灸の理論を導入したリハビリテーションなど、その活躍の場は多岐にわたっています。本学では"治せるセラピスト"の育成をめざして、常に先進的な研究に取り組んでおります。その代表がリハビリテーションに鍼灸の知識や技術を取り入れた「経穴刺激理学療法」です。業界でも高い評価を得る同治療法を学べるのも本学ならではのメリットです。
理学療法を行うために必要な高い水準の理学療法評価技術を習得。
理学療法士が理学療法を行う前には、理学療法評価が重要になります。本学では、教員の指導のもとで高い理学療法評価技術を身につけることが可能です。その特徴として、患者様の獲得・改善したい「動作」を的確に「分析」し、そこから問題となる運動および感覚機能を検査・測定によって明らかにしていくという、いわゆる「トップダウン評価」の習得に重点をおいています。そのなかで、頻回な実技試験を行い、到達度を確認して評価技術を身につけます。
学びのポイント
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Point1
東洋医学との連携ができる
人材の育成理学療法は生活の質や日常生活活動を改善させる手助けをし、東洋医学に通じるところも多いです。理学療法において東洋医学的視点からアプローチできることは本学の大きな特徴です。理学療法と東洋医学との連携を図ることで、人にやさしい治療活動の実現に結び付けていきたいと考えています。
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Point2
神経難病、精神疾患分野に
強い人材の育成本学では、神経難病や精神疾患の医療および理学療法の臨床・研究面でも実績を重ねてきています。この分野の理学療法に関する教育を行い、従来から理学療法の対象としてきた領域に加えて、新しい活躍の場の開拓につなげていきたいと考えます。
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Point3
スポーツ傷害分野に
強い人材の育成本学科では、自らの研究成果を踏まえながらスポーツ傷害に対応できる理学療法士の育成を目指します。スポーツ選手が訴える「痛み」や「違和感」を取り除くことはもちろん、理学療法が選手のパフォーマンスをも向上させられる可能性をもつことを追求していきます。
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Point4
臨床実習重視の
カリキュラム「臨床実習は学内教育の体験学習である」と位置付けています。大学教員と臨床実習指導者は相互に具体的な指導方法について確認しあい、臨床実習が円滑に行えるように努めています。3・4年次の臨床実習は3つの施設(1施設6週間)で実施しています。1・2年次でも附属診療所での実習や見学実習もおこない、早期から臨床現場を体験することで「治せるセラピスト」を養成します。
※学びのステップを参照 -
Point5
科学的見地で理学療法を追及する
人材の育成教員指導のもと、ゼミ単位で研究活動をおこないます。その成果は毎年学科内の研究発表会にて発表します。また、研究活動を卒業後も継続して実施し、その成果を学術大会や学術論文でも発表することがあります。このような活動を通して、新しい理学療法を開発し、理学療法士をリードする人材を育成します。
臨床実習施設
大阪府
- 大阪晴愛病院
- 泉南大阪晴愛病院
- 葛城病院
- 萱島生野病院
- なにわ生野病院
- 寝屋川生野病院
- 守口生野記念病院
- 岸和田平成病院
- 喜馬病院
- おおさかグローバル整形外科病院
- 摂津ひかり病院
- 寝屋川ひかり病院
- 玉井病院
- 永山病院
- りんくう永山病院
- 貴島病院本院
- 樫本病院
- 城山病院
- 関西電力病院
- 佐野記念病院
- かわい病院
- 白井病院
- あい整形外科リハビリクリニック
- なぎさクリニック
- チョウクリニック
- なかつか整形外科リハビリクリニック
- ひがしはら整形外科クリニック
- かねこ整形外科
- 貴島会クリニック
- 介護老人保健施設ヴァンベール
- 介護老人保健施設大阪緑ヶ丘
- 介護老人保健施設メデケアタマイ
- 介護老人保健施設ライフケアながやま
- 介護老人保健施設みさき
- 守口老人保健施設ラガール
- 介護老人保健施設門真老健ひかり
- 泉佐野優人会病院
- 高遼会病院
- たくみ整形外科
- くまとり弥栄園
- 青山病院
- 清恵会三宝病院
和歌山県
- 田辺中央病院
- 宇治田循環器科内科
- 桜ヶ丘病院
- 角谷整形外科病院
- 角谷リハビリテーション病院
- 伏虎リハビリテーション病院
- 中谷病院
- 西和歌山病院
- 和歌浦中央病院
- 辻秀輝整形外科
- 龍神整形外科
- 河西田村病院
- 済生会和歌山病院
- 名手病院
兵庫県
- 神戸マリナーズ厚生会病院
- ポートアイランド病院
- ポート愛ランド。老健ムーチョ
- ポート愛ランド。老健
京都府
- 京都田辺記念病院
- 京都田辺中央病院
- 丹後ふるさと病院
- 伏見岡本病院
- 六地蔵総合病院
- 園部病院
奈良県
- 介護老人保健施設万葉テラス
- 介護老人保健施設ローズ
- 介護老人保健施設若草園
三重県
- 榊原白鳳病院
学びのステップ
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1年次
総合教育科目および人体の構造、人体の機能など専門教育科目としての基礎医学科目を学びます。また、理学療法の臨床体験を通して理学療法士になるための勉学意欲を高めます。
※臨床実習重視のカリキュラム
コミュニケーション・問診の実践(早期からの臨床体験)
発展科目である理学療法導入セミナーでは、附属診療所において患者さんへの問診を実施します。
詳しくはこちらをご参照下さい。 -
2年次
臨床疾患学(内科・外科)など臨床医学的な科目を通して、障害の成り立ちや回復の促進について学びます。また、理学療法評価に関する科目を学び、理学療法士に必要な評価技術を獲得します。
見学実習
外部施設と附属診療所において、見学実習を実施します。理学療法士の仕事を見る事で、どのような理学療法士になりたいのか目標が定まります。 -
3年次
理学療法治療学についての科目が広がり、より具体的で実践的な治療技術について学びます。また臨床実習も始まります。
実習前教育・理学療法評価実習
実習前に実技試験や筆記試験など、実習に必要な知識と技術を向上させるためにトレーニングをおこないます。理学療法評価実習では患者さんの評価を実践します。実習地には「臨床実習講師」を定めています。
実習は学内教育の体験学習と位置付けており、大学での教育を十分に理解した臨床実習講師と密に連携して、円滑に実習が行えるようにしています。 -
4年次
病院やそれ以外の施設での臨床実習が中心となります。医学的リハビリテーションの全体像やさまざまな施設での理学療法の特徴を修得します。
理学療法臨床実習Ⅰ・Ⅱ
理学療法評価実習よりさらに発展させて、治療プログラムの作成と実践を通して理学療法士として必要な知識・技術を習得します。
教員メッセージ
理学療法学科 学科長
谷埜 予士次 教授
スポーツ傷害の治療者も目指せる本学科で、
未来に向かって学びましょう。
数年前から、中学・高校時代に部活でケガをして理学療法士の治療を受けたことを機に、本学科に進学を希望したという学生が増えています。本学と他大学との最も大きな違いは、東洋医療と連携した先進的な学びがあることですが、これに加えてスポーツ分野を専門とした理学療法士の指導のもとで、スポーツ傷害の治療者としての理学療法士をめざせるのも大きな魅力です。目標は違っても、めざすのは「治せるセラピスト」。仲間と一緒に頑張りましょう。