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学部・大学院
教員紹介
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教授
谷 万喜子
たに まきこ

勉強すればするほど、患者様と出会えば出会うほど、東洋医学・鍼灸の世界は奥深く、魅力的なものと感じます。鍼灸師を目指すきっかけ、理由は様々であると思いますが、実際に足を踏み入れてみると、その世界は想像以上に広がっていることでしょう。受験される方、学生さんには是非その魅力を追求していただきたいと考えています。そして東洋医学・鍼灸が大好きな鍼灸師として、一緒にがんばれる日がくるといいなと思っています。

担当科目(学部)

経穴学講義・経穴学実習・鍼灸臨床実習II・鍼灸治療所実習I・鍼灸治療所実習II(以上 はり灸・スポーツトレーナー学科配当科目) 東洋医学と西洋医学・東洋医学概論・東洋医学と理学療法特論(以上 理学療法学科配当科目)

大学院担当科目

特別研究、臨床鍼灸学実習

大学院(研究指導内容)

神経疾患のなかでも、鍼治療効果の期待されるジストニアに対する評価と鍼治療技術を習得し、臨床上で得られた効果・課題について臨床研究をおこなう。また、ジストニアに対する鍼治療で用いている、循経取穴による鍼刺激効果を神経生理学的に検討する。

出身校

帝塚山学院大学 文学部日本文学科(昭和61年卒)、関西鍼灸短期大学 鍼灸学科(平成3年卒)

学 位

医学博士

取得資格

はり師、きゅう師

現在の研究テーマ

神経疾患のひとつである、ジストニアという病気に対する鍼治療効果の検討を行っています。

研究のキーワード

・神経疾患
・ジストニア
・筋電図

在内研究(国内留学、国内共同研究など)

関西医科大学 精神神経科学教室

所属学会

全日本鍼灸学会、日本東洋医学会、日本神経治療学会、日本精神神経学会、関西理学療法学会

社会活動など

・全日本鍼灸学会認定鍼灸師
・関西理学療法学会 理事

オフィスアワー

月曜日(16:30~18:00)

主な研究業績

・鈴木俊明、谷 万喜子(監修).The Acupuncture for Dystonia ―ジストニアと鍼治療.初版.東京.アイペック.2006
・谷 万喜子.ジストニアにおける体幹機能とアプローチ.鈴木俊明、三浦雄一郎、後藤 淳、渡邊裕文、大工谷新一(監修).The Center of the Body ―体幹機能の謎を探る―.初版.東京.アイペック.2005
・Tani M, Suzuki T, Takada A, Yagyu T, Kinoshita T. The acupuncture treatment of severe axial dystonia. Journal of Chinese Medicine. 2008; 87: 5-8
・谷 万喜子、鈴木俊明、高田あや、柳生隆視、木下利彦.統合失調症治療中に発症した重度の軸性ジストニアに対する鍼治療効果.精神神経学雑誌.2005;107:802-810.
・谷 万喜子.頸部ジストニア患者における問題点の予測.関西理学.2004;4:31-35