2017年02月24日
大学でできること : 研究編
みなさんこんにちは。保健医療学部 ヘルスプロモーション整復学科の髙岸です。
2017年になり、早2ヶ月が経とうとしています。年齢を重ねるにつれ、月日が経つのがどんどん早くなってきていますが、何となく過ごしても、何かに取り組んでも同じ1日!充実した日々を過ごしたいものです。
今、4年生は3月5日(日)に実施される第25回柔道整復師国家試験に向けて最後の追い込みをしているところです。あと8日ほど、何とか踏ん張って合格を勝ち取って欲しいのですが、ここまで来ると見守る事しか出来ないのが歯がゆいです。4年生のみんな、頑張れ~!
このように、本学科に入学した目標には、国家資格である柔道整復師の資格を取得するということが成果として形に残るものの1つですが、それだけではもったいないように感じます。大学生活の4年間は自分の意識の持ち方次第で多くのことを経験できます。大辞林第3版によると、大学とは、「学術の中心として、広く知識を授け、深く専門の学芸を教授・研究するための学校」とあり、教育機関と研究機関の両面があります。本学科では、強制的ではなく自主的に研究活動に参加できるようになっています。学生さんには知識を授けられるだけでなく、研究にも興味をもって自分から進んで行動を起こせるようになって欲しいです。11月に開催された「第25回日本柔道整復接骨医学会学術大会」には在学生も卒業生も参加してくれました!この輪がもっと拡がることを願っています。
では、実際に研究活動に参加していた卒業生の声を紹介します。
プラス面としては、「知識が増えた」「有意義な時間が過ごせた」「調べるという習慣が身についた」「先生と話す時間が増えた」「自分の知らない世界が知れた」「物の見方が大きく変わった」「幅広い視野をもつことができるようになった」「学会で発表して人前で話すことの楽しさを知れた」などの声がありました。
マイナス面としては、「データをとるのがしんどかった」「やらなければならないことが多い時は自分の自由時間が減ってしまう」「被験者さんの都合に合わせなければならないのが大変だった」「時間がしばられる」「メンバーとの連携がうまくいかないことがあった」「メンバーとギクシャクすることがあった」などがありましたが、メンバーとの関係については、そのような時にどう解決していくのかを考え、行動することを学べたと考えれば、プラス面ととることもできると思います。
後輩へのメッセージとしては、「自分は参加して良かったので、是非、参加・体験して欲しい!!」とのことでした。
研究をしていくということは、楽しいことばかりではありませんが、物事の考え方や、対応力、表現力、忍耐力が身につき、今後の人生においてプラスにこそなれマイナスになることはないと思います!
大学卒業後は研究とは全く縁のない生活を送る人もたくさんいます。大学生活の1つの経験として、また、充実した日々を過ごすための1つの要素として研究活動に参加してみてください!