2017年10月06日
ヘルスプロモーション整復学科の臨床実習って?
こんにちは。保健医療学部ヘルスプロモーション整復学科の尾原弘恭です!
全国的にも有名な泉州地方の「だんじり祭り」も終わり、季節は秋へ・・・。体調を崩しやすい時季でもあるので気をつけてください!
さて、今回のブログは4年次で実施する「臨床実習」についてのお話です。
ヘルスプロモーション整復学科で取得を目指す「柔道整復師」のカリキュラムには、接骨院や診療所などの実際の医療現場で臨床実習をすることが義務付けられています。本学では附属接骨院で、実際の患者さん(近隣の地域住民、本学の学生や教職員の方々など)に対して実習をしています。
柔道整復師にまず必要なのは、どのようなケガをしているのかの把握や、病気などが隠れていないかを判断する評価能力です。実習中、接骨院での施術は実習担当教員の補助が中心になりますが、実際の患者さんからお話を聞いたり、患部を視たり、触れたりすることによって情報を収集し、その評価能力を養うことに重点を置いています。
また、接骨院の事業として地域住民の健康増進を目的とした健康教室(「ここから始めるトレーニング習慣」通称:ここトレ)を月に1回開催しており、ここも実習の現場となっています。
健康教室ではその運営(準備や受付、進行、片付け)や、参加者さんの救護などを実際に当事者として体験しながら実習をしています。
本学のヘルスプロモーション整復学科では、このような内容で実習をすることにより、ケガの施術だけでなく、ケガをしない身体づくり(ケガ予防)や、健やかに生活できるような手助け(健康プロデュース)を一手に担える柔道整復師育成を目指しているのです。
今、社会では多様化することが求められています。柔道整復師もカタチにとらわれず多様化することによって、これからの社会に求められる存在になっていくことでしょう。
皆さんも関西医療大学で社会に求められる柔道整復師を目指してみませんか?