2017年11月10日
最初の一歩!
みなさんこんにちは。保健医療学部 ヘルスプロモーション整復学科の髙岸です。
2017年も残すところあと2ヶ月となりました。日が暮れる時間も日に日に早くなり、秋の夜長を感じます。秋の夜長は夏の疲れを癒し、次に訪れる寒い冬に対する準備期間とも考えられます。心身共にリフレッシュ出来るように有意義に過ごしたいですね!
さて、今回は大学生活4年間の、最初の一歩となる1年目で大切なことを伝えられたらと思います。
関西医療大学に入学した学生さんは、学科ごとに目指す資格は違いますが、国家資格取得を目標にしていると思います。大学に行く意味を見いだせているという点では第一関門はクリアです!そして、その資格を取得後、どうしていきたいかという大きな夢も持っていることでしょう。それらを叶えるためには、どうすればよいのか??
「勉強を頑張る!」という答えが大多数ではないでしょうか。それだけでは、漠然としすぎているかも知れません。
まず、早く「大学生になる!」ことが大切です。大学に入学したら「大学生」と思うかも知れませんが、高校までと大学では大きな違いがあり、真の意味での「大学生」になるとはどういうことかを知っておく必要があります。
高校までは受け身の姿勢でも大丈夫だったのですが、大学では積極的に行動しなければ得られるものは無いと思ってもいいぐらいです。つまり、「自ら学んでいかなければならない場所」であるということです。大学ではとにかく自ら考えて動き、決めなければならないことが多くあります。例えば、受講する授業です。時間割もある程度自由に決められるのです。それは、「自由」である反面、当然「責任」も全て自分にあるということですね。また、大学では、「考える力」と「人に意見を上手く伝える力」がより重要になります。レポートなどが良い例で、「明確な答えが無い問題」について問われることがあります。このような問いに対しては、問題について自ら調査し、自ら考え、自らの意見を分かりやすくまとめる能力が求められます。答えが無い問題だからこそ、大学で研究し、追求していく価値があると思いませんか?
大学とは、この様な場所であると認識し、積極的に行動し、自らの行動に責任を持つことが出来るようになることが、「大学生になる!」ということです。
次に、自らの行動の1つとしての「勉強」についてです。1年生で受講する科目はたくさんあり、どれも意味があるものなのですが、特に重点を置いて欲しい科目があります。それは、「解剖学」と「生理学」と柔道整復学の「総論」です。これらの科目は、目指す資格の土台であり、学年が上がるにつれて学ぶ専門科目の基礎となる科目です。これらの科目がしっかりと出来ていると、2年生以降がとてもスムーズに学びやすくなります。とはいえ、初めて学ぶ皆さんにとっては、学ぶ内容も量も一筋縄ではいかないものでしょう。でも、踏ん張って乗り切って欲しいのです!自転車でも漕ぎ始めはペダルが重いですよね!?でも、一旦漕ぎ出せて車輪が回り始めるとスムーズに漕いでいけますよね!その最初の重いペダルに相当するのが、1年生なのです。1年生で基礎科目にしっかりと取り組み、車輪を回してください!でも、目的地に達するまでには、上り坂もあり、ペダルが重くなることもあるでしょう。そういうときには、少し休憩をしてもいいですし、一旦自転車を降り、手で押して登ってもいいと思います。最初に漕ぎ出せた基礎があれば、必ず乗り切れます!
人が何かをする際、明確な根拠や目的の有る無しはモチベーションに大きな影響を及ぼします。迷った時は入学時の気持ちを思い起こしてください!そして、常に挑戦的な気概を持って、大学生活4年間を楽しんでください!