2018年02月02日
健康運動実践指導者について
こんにちは、ヘルスプロモーション整復学科の五十嵐です。
今回は、ヘルスプロモーション整復学科で取得できる資格の「健康運動実践指導者」についてお話しします。
ヘルスプロモーション整復学科で取得(受験資格の取得)できる資格は、国家資格である柔道整復師の他に、スポーツに関係するものとして、健康運動実践指導者、スポーツプログラマー、トレーニング指導者、スポーツアロマトレーナーなどがあります。そして、これらの中で最も多くの学生が目指している資格が「健康運動実践指導者」です。
健康運動実践指導者は、「公益財団法人 健康・体力づくり事業財団」が認定し、公民館などで開催されているような健康教室や健康運動指導を行っている人が基礎資格として持っている事の多い資格です。ヘルスプロモーション整復学科では、医療の国家資格である柔道整復師とスポーツに関係する民間資格(健康運動実践指導者など)を取得することにより、スポーツの面からも国民の健康に貢献できる人材を育成したいと考えています。
「健康運動実践指導者」を取得するには実技試験と筆記試験に合格する必要があります。ヘルスプロモーション整復学科では、この試験を3年生の後期に受験できるようになっており、今年度は11月と12月に実技試験と筆記試験がありました。
ここで試験についてもう少し詳しく話してみたいと思います。
実技試験には陸上運動と水中運動があり、そのどちらかを自分で選んで受験することになっています。そのため、ヘルスプロモーション整復学科では、それに対応した授業として「健康運動実習Ⅰ」でエアロビックダンス、「健康運動実習Ⅱ」でプールを使って水中運動を学んでいます。エアロビックダンスは音楽にあわせて体を動かすエクササイズで、学生たちはとても楽しそうに授業を受けています。また、水中運動は、プールのなかで泳いだり体を動かしたりして健康に良い有酸素性運動を行っています。
毎年試験の直前には、試験対策授業を行っていて、そこでは、指導者役の学生が生徒役の学生にレジスタンス運動と有酸素性運動を実際に指導できるよう練習します。
それが終わると今度は筆記試験の受験となります。筆記試験は、運動生理学や栄養学、健康づくりの実際や運動障害の予防・救急処置などから40問出題されます。これに対しても補講と模試が行われます。学生たちは資格取得の目標に向かって、今年も一生懸命頑張っていました。
試験直後の、やりきったことから来る生き生きとした表情をご覧ください。
あとは3月の合格発表を待つばかりです。
全員のサクラが咲くのを楽しみにしている今日この頃です。
これを読んでいる皆さん、私たちと一緒に資格取得を頑張ってみませんか。