2019年01月11日
「健康運動実践指導者」の試験が終わりました。
こんにちは、ヘルスプロモーション整復学科の教授の五十嵐です。
今回は、ヘルスプロモーション整復学科で取得が可能な資格のなかで、「柔道整復師」の次に受験者数が多い「健康運動実践指導者」についてお話ししたいと思います。
ヘルスプロモーション整復学科では、医療の国家資格である「柔道整復師」の資格を取得し、さらに健康スポーツの指導技術と知識を身につけることにより、人々の「健康づくり」に貢献できる人材の育成をめざしており、一言で言えば「健康づくりのプロフェッショナルの養成」がこの学科の特徴となっています。したがって、取得できる資格も「柔道整復師」の他に、スポーツ系の「健康運動実践指導者」、「スポーツプログラマー」、「トレーニング指導者」、「スポーツアロマトレーナー」などの資格があり、学生たちは「柔道整復師」の他にもいくつかの資格を取得して卒業していくケースが多くみられます。
この「健康運動実践指導者」は3年生の後期に受験が可能となっていて、資格の取得には、①実技試験と②筆記試験の両方に合格する必要があります。
そこで、今年も受験者の全員合格をめざして10月から試験対策補習を実施しました。実技試験では、陸上運動か水中運動のどちらか一方を自分で選び、それぞれのレジスタンス運動と有酸素性運動の模擬指導をするところから始まります。
補習の初回では、まだ声も小さく動きもぎこちない状態であったのが、何回かの補習を受けるうちにだんだんと上達していき、最後には堂々と大きな声で指導し、実演も上手にできるようになっていきました。
今年の実技試験は昨年と同じく11月に行われました。
試験の当日には、担任や指導に関わった教員を含め、4名の教員が受験生の応援と最後の指導のため受験会場の入口に集まりました。「全員遅刻しないでちゃんと来るかな」などと話していると、4人、5人とかたまって学生が到着したので、学生一人一人に声をかけながら最後の確認と緊張をほぐしていきました。
試験終了後、会場の外で待っていると満面の笑みをたたえた学生が帰ってきました。普段はあまり話さない学生も、試験が終了したことの達成感からかとても饒舌になっていました。そして、その笑顔につられて私たち教員も笑顔になっていました。
写真は実技試験終了後のものです。頑張った、達成感が表れたその表情をご覧下さい。
その後、12月に筆記試験があり、今は3月の合格発表を待つばかりです。
これを読んでいる皆さん、私たちと一緒に資格取得に向けて頑張ってみませんか!