2019年07月12日
スポーツ後のケア
こんにちは。ヘルスプロモーション整復学科の山原です。
5月下旬に学科学年対抗の球技大会が開催されました。真夏のような天気のなかソフトボールとバレーボールのチームをそれぞれ結成しトーナメントに挑んでいました。1年生は入学したばかりで少し遠慮しているような感じでしたが、2・3年生は一番元気がよく、ヘルスプロモーション整復学科のどの学年の試合も応援で盛り上げてくれていました。4年生は「全然、カラダが動かない!」と言いながらも楽しんで参加していました。
4年生になるとフィットネス実習など体育系の授業がありますが、何かのスポーツ競技をするのではなく、指導者としてクラスメイトに対してスポーツ指導をするなどの実践的な授業をしています。また、国家試験対策の授業も多くなるので、体を動かすよりも座って勉強するモードの学年になります。そのため、日頃から体を動かせていないので思うように体が動いてくれなかったのでしょう。最後の球技大会で思いっきり楽しんだ分、体のあちこちに痛みが出現してきているようで附属接骨院に来院する学生がチラホラ見られました。ただ、身体を総合的にケアする柔道整復師を目指す学科でもあるので、学生自身もケガの予防やスポーツ前後のケアをセルフでできるようになって欲しいと思っています。
本学科では4年生の選択授業で「アロマセラピー」があり、タイミング良く、球技大会が終わった後の週からトリートメント実技が始まったので、疲労がたまっていた学生自身の手と足のケアが出来ました。術者役の学生は手技を覚えるので必死でしたが、患者役の学生は完全にリラックスしてもう少し時間があれば寝ていただろう?!という感じの授業になっていました。
アロマセラピーは植物から抽出した香り成分を使用して、香りを楽しみながら体や心の不調を改善し健康の維持・増進するための自然療法で、セルフケアやスポーツ前後のケアにも利用することが出来ます。柔道整復師の施術にもアロマセラピーを活かすことが出来ます。今回の授業ではスポーツ後のリラックスになるようにと考え、ラベンダー・イランイラン・オレンジの精油をブレンドしたオイルを使用しました。
皆さんにもクラブ活動などにアロマセラピーを利用してもらえたら良いなと思うので、シーン別の精油の例を挙げておきます。匂いを嗅ぐだけでも心と体の不調を整えてくれるのでスポーツの前後にアロマセラピーを利用してみてください。
7月15日(祝)に開催されるオープンキャンパスの体験企画ではアロマセラピーの模擬授業とクラフト作成を行いますので、ぜひ参加してください。