2020年09月18日
学生と作っている企画紹介
ヘルスプロモーション整復学科の相澤慎太です。
主に健康運動指導の授業を担当しています。
関西医療大学では大学周辺の住民を対象にした「健康運動教室」を定期的に行っています。
これは熊取町ではちょっとした人気企画になっています。
今回はその運動教室の紹介です。
この運動教室では、こういった活動に興味のある学生が、学科・学年を問わず積極的にスタッフとして活動しています。この活動を通してコミュニケーション力を磨き、企画を学んでいます。
内容は単純なエクササイズだけではなくスポーツ要素を取り入れ、参加者さんとの交流も楽しみながらカラダを動かしています。
昨年はラグビーブームがありましたが、そのブームに便乗して試合前に行う「ハカ」も行いました。これは、下半身のよい運動になるのと同時に雰囲気も楽しいものになり大好評でした。
他には私が専門としている「野球」も行います。スポンジボールとプラスティックバットを用いて実際に試合をします。
これは毎年、確実に盛り上がる恒例企画となっています。
こういう風に書きますと、健康バリバリの方が参加されていると思われるのではないでしょうか。確かに元気な高齢者の方も多いですが、中にはカラダに様々な不具合を抱えている方もおられます。それでも、学生スタッフと一緒になってカラダを動かしている時にはとてもイキイキとされています。
この企画は、熊取町からも評価していただき、今後も続けていきたいと思っています。
しかし残念ながら、コロナ騒動のおかげでこのような状況になり現在では、これまでのような活動をすることは困難になっています。
実際に、ここで紹介している運動教室も中止を余儀なくされています。
それでも、社会の実情からしますと、長期の自粛生活により運動不足状態に陥る方が増えることが予想され、運動指導者に期待される社会的要請はこれまで以上に高まってくると思われます。
実はヘルスプロモーション整復学科で学ぶことが切実に必要とされる世の中になってきたともいえる状況です。
こんな状況だからこそ、何かアイディアを出して社会に貢献したいと思われる方に興味をもってもらえたら嬉しいです。