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Blog 関西医療大学NOW!

はり灸・スポーツトレーナー学科 寺岡祐助

いつも本学の教員ブログを見ていただき有難うございます。教員の寺岡です。
今年は皆さんにとって特別な年になっているかと思います。このブログを見てくれている人の多くも、新型コロナウイルスの流行により大変苦労を強いられているのではないでしょうか。
スポーツ界や部活動でも、大好きなスポーツを思うようにできない、これまで積み重ねた努力を発揮する場が無いなど、本当に悔しい年になりましたね。本学科のスポーツトレーナーを目指す学生達も、現地で選手のサポートをする実習に制限がかかり、悔しい思いをしています。
私が担当する授業では、学生トレーナーが近隣の中学校に出向いて、部活動中の生徒をサポートする実習を行っています。特定の部活動だけではなく、中学校全体の部活動へのサポートになります。顧問の先生方にご協力をいただき、ウォーミングアップやクールダウン、傷害予防やパフォーマンスアップの為に必要なトレーニングの指導、ケガの応急処置などを中学生に提供しています。
今年は現地で指導することができなかったので、学生トレーナーと共に中学生の為に何ができるのか?を改めて考える時間に費やしました。

中学生に医学的知識を学ぶ場をつくる

中学生という成長期の選手が正しい身体の使い方を理解する大切さは言うまでもありません。骨や筋肉の成長が著しいからこそスポーツ活動の中で注意すべきことが沢山あります。
指導者が医学的な情報を考慮してスポーツ活動を進めていくべきだという話は広がりつつあります。しかし、本学の学生トレーナーは中学生自身が正しい医学的知識を理解していることが最大の傷害予防、パフォーマンスアップにつながるのではないかと考えました。「こんなストレッチをやりなさい!」という方法だけを伝えるのではなく、なぜやらないといけないのか?やることで身体はどうなるのか?を理解してもらい、成長期の自分自身の身体に向き合ってもらいたいと思っています。
専門知識を中学生に教えるというのは難しいことではありますが、大切なことを中学生が自発的に行うことを目指して私達はチャレンジしています。
中学生達、大好きなスポーツを続けられる健康な大人になろうぜ!
協力してもらえる高校生達、関西医療大学に集合!


※写真は学生トレーナーの作戦会議の様子です。
来年が楽しみだ!