2019年07月05日
当たり前のことを当たり前にできるように
作業療法学科 藤井
2019年4月に2期生46名を迎え,現在,1期生39名と合わせて85名の学生がいます.
2期生にとっては,初めての大学生活,高校生活とは何もかもが異なり,心弾ませて学生生活を過ごしている時期と思います.また,1期生は後輩ができ,先輩としてどのように接したらいいのか,恥ずかしがりながらも頑張って後輩とコミュニケーションを取っている姿を見ていると非常に頼もしく感じます.
学生の皆さんは変わりゆく環境に適応していき,どんどん成長していきます.これ自体はとても喜ばしいことです.ただ,一方で今までできていたことが疎かになってしまうことも少なくないのではないでしょうか.
私が大学時代から心掛けている大切なことの1つに「当たり前のことを当たり前にする」があります.日常の生活で当たり前のように挨拶をする,困っている人がいたら声をかける,人を傷つけるような態度は取らないなど多くのことが挙げられると思います.
しかし,この「当たり前のことを当たり前にする」とは簡単な様で,実はとても難しいことだと思います.おそらく完璧にできている人はいないでしょう.ただ,日頃から心掛けるだけで行動は変わります.見える景色も変わります.作業療法士の卵を授かっている身としては,専門的な知識・技術を身に付けて欲しいと思いますが,それ以上に「ヒトとしての人間力」をしっかりと身に付けて欲しいと強く願います.
教員も今一度,背筋を正して学生指導・支援に励みます!みんなで良い学科を作り上げ,善い作業療法士を輩出していきます!