2018年04月13日
「お助け隊」
保健医療学部作業療法学科 岩井 和子
去る4月5日、あいにくの曇り空の下、平成30年度の入学式が執り行われました。新しく開設された作業療法学科では、第一期生39名を迎え入れ、また、準備室員であった2名の教員に加え、4名の専任教員が着任いたしました。2年間の準備期間中は、学内外の多くの方々に助けて頂きながらこの日を迎えることが出来、感慨深いものがありました。
今は、自慢したくなるような本学の桜もすっかり終わり、若葉が目に美しい時期となりました。入学から2週間、新入生たちは「お助け隊」によって、順調に大学に慣れてきたようです。
本学の「お助け隊」は、なかなかステキで有効なシステムです。「お助け隊」の背文字の入った青色ジャンパーを着た先輩たちが、新入生オリエンテーションや教科書販売の際の教室移動をサポートしたり、昼休みには、「お助け隊」のフラッグを立てた一角で、学内の教室の位置関係や授業に関する質問に答えたり、サークル活動についてなど、教員では出来きれない、学生ならではの様々な情報提供とサポートをしてくれるシステムです。
入学から2週間、昼休み返上で後輩を助けてくれた先輩学生たちに、新学科の教員としても本当に感謝です。作業療法学科の一期生も、こうした先輩たちの善き伝統を守り、他者への心配りを、具体的な行動に起こす関西医療大学生に育って欲しいと願い、教員もまた、しっかりと学生たちに向き合いたいと改めて思う、この春の一ヶ月でした。