2017年03月24日
新入生に寄せる期待
皆さん、こんにちは。保健医療学部 理学療法学科の米田浩久です。
3月10日に本学の卒業式が挙行され、理学療法学科4年生全員がめでたく卒業となりました。4年生の皆さんの活躍を心より応援しています。
...巣立つ者あれば、新たに本学科の門をくぐる者があります。
改めまして、理学療法学科新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。
それぞれの熱い想いを胸に、入学式に臨まれることでしょう。
私たち理学療法学科教員は、皆さんの成長を陰に日向に全力を挙げて応援し続けますので、安心して下さい。
ただ一つだけ、皆さんにお約束して頂きたいことがあります。
既にご存じかと思いますが、理学療法士は人様を、それも障がいを抱えた方を相手とする職業です。相手のすべてを理解することや相手をいたわる気持ち、相手を安心させ、和ませる会話力や立ち居振る舞い、「何としても治す」という強い情熱を備えていなければなりません。また、何よりも確固たる知識に裏付けられた治療と卓越した治療技術を提供する必要があります。さらには、理学療法士を続ける限り、これらの能力を維持・改善し続けていく必要があります。
本学科では、理学療法士として最低限度の能力が身につくよう、さまざまなカリキュラムを設けて、皆さんの入学をお待ちしています。しかし、一朝一夕でこれらの能力が身につくはずはなく、「大学に入ったのだから、何とか大丈夫だろう」という訳にはまいりません。必ず自分のものとするためには、皆さんのたゆまぬ努力と継続が第一に重要になることはいうまでもありません。ぜひ私たち教員に、「何としても理学療法士になりたい!」という姿勢を見せ続けてほしいと思います。
理学療法士になるまでは、非常に長い道程になるでしょうが、共に一歩ずつ歩んでいきたいと思います。頑張りましょう!