2017年06月23日
臨床検査学科第一期生卒業 -第63回臨床検査技師国家試験 合格率98%-
臨床検査学科学科長 近藤弘
今春、臨床検査学科は第一期生が卒業し、去る2月22日に施行された第63回臨床検査技師国家試験の第一期生合格率は98.0%(合格者数48人/受験者数49人)であり、全国的にみても上位(11位)に位置しました。第一期生のため、お手本とする上級学年がいないなか、学生相互で教え学びあい、学生と教員間で様々な工夫を重ねながら、目標に向かって進むことができたことが何よりもよかったと思います。なお、厚生労働省が公表した出願者全体の合格率は78.7%(合格者3729人/受験者4739人)、これらのうち新卒者の合格率は89.9%(合格者3481人/受験者3870人)でした。
また、卒業後の進路につきましては、進学(大学院5.5%)、病院(70.5%)、健診センター(3.7%)、検査企業(12.9%)、治験企業(5.5%)、一般企業(1.9%)など、様々な道へ羽ばたいていきました。大学院は本学大学院および奈良先端科学技術大学院、病院は大阪大学医学部附属病院、和歌山県立医科大学附属病院、関西医科大学病院、国立循環器病研究センター病院、国立大阪医療センター、日本赤十字和歌山医療センター、大阪府立国際がんセンター、大阪府立急性期・総合医療センター、堺市立総合医療センター、公立那賀病院、大阪労災病院、星ヶ丘医療センター、大阪警察病院、舞鶴共済病院、多根総合病院、岸和田徳洲会病院など、健診センターは関西労働保健協会など、検査企業は株式会社LSIメディエンス、株式会社エスアールエルなど、治験企業は株式会社アイロムなどでした。
今後も、卒業時に学生たちにとって満足度の高い結果が得られるよう、全教員が力を合わせて学科運営に努めて参りたいと存じます。関係各位のご理解とご支援を賜りますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。