2017年07月28日
素敵な花を咲かせるために...
臨床検査学科 大西基代
臨床検査学科の色を完成してほしいと2014年にこのブログで書きましたが、今年の3月に一期生が巣立ち、臨床検査学科の色は?と考えながらブログを書いています。やはり4学年が全揃い、学科特有の雰囲気が出てきました。女子学生の多い保健看護学科とも、スポーツに関わってきた学生の多い理学療法学科、はり灸・スポーツトレーナー学科、ヘルスプロモーション整復学科とも違い、一人一人個人で見るとわかりませんが、グループで集まっていると何色かと表現するのは難しいですが、臨床検査学科の学生だとわかるようになりました。
近頃では、毎朝、正門からの桜並木の木漏れ日に、爽やかな気持ちと活力を得ています。このブログがアップされるころには、梅雨から暑い夏に向っており、桜並木が雨や日差しを柔らかくしてくれていると思います。この桜並木は、本学が短期大学時代に植樹されたもので、手入れをしていただいている方々のおおかげで毎年とても綺麗に花を咲かせています。この桜を見ると教育と重ね合わせ、光を浴び栄養を蓄え=技術や知識を蓄え
厳しい冬を耐え=試験を乗り越え、目標を見失ったときも乗り越え
春に花が咲く=進路を決め卒業を迎える
に置き換えて、しっかりと学生に向き合って信頼関係を築き(植物の手入れに当たる)、知識や技術だけでなく人として成長するのを見守れることができれば、きっと身の丈にあった進路を見つけることができ(素敵な花を咲かせることができる)、毎年色褪せずに続いていくのではと考えています。
在学生特に今年度の新入生には、木々と同じように、4年間春に花が咲くため、しっかりと光を浴び栄養を蓄え、厳しい冬をたえ乗り越えて下さい、と伝えたい。
そして、私は自分の教育に向かう姿勢をもう一度振り返って考えています。