2018年05月11日
パソコンに慣れていますか?
臨床検査学科 荒川裕也
新学期が始まり、早1か月が経ちました。関西医療大学は、今年度より作業療法学科が新設され、新たな校舎も設立、食堂リニューアル、カフェ開店と新しいものがたくさん増えました。とてもきれいで都会的な印象のある校舎ですので、興味のある方は是非見学に来てください。
そして、臨床検査学科もまた、今年度より定員を10名増やし、新たなスタートをきりました。私はこの1年生対象に今年から「東洋医学の基礎・導入教育」という授業を行っています。東洋医学に関しては門外漢ですので、私が担当しているのは導入教育の方です。この授業は、大学生として基本的なこと(例えば、礼儀作法やメールの書き方など)を複数人の教員で指導するという授業ですが、私はパソコンの基本的な使い方やパソコンを用いたプレゼンテーションなどを担当しています。
パソコンの技術は、臨床検査技師にはあまり必要無いのではないのかとお思いの方が、もしかしたらおられるかもしれませんが、実はそれは間違いです。病院での検査機器は全てコンピュータ制御されているため、ある程度パソコンを使えないと検査部では何もできません。しかし、現状では大学4年生でもパソコンに慣れていない学生が多いと感じています。私の学生時代はちょうどスマートフォンが出始めていた頃で、まだ昔の携帯電話(ガラケー)を使っている人も多く、インターネットは使えましたが不便なため、調べものをしたい時やレポートを書く時はパソコンを使っていました。一方、今の学生はスマートフォンで多くのことができるようになってしまったため、パソコンの必要性が少なくなってきているのではないでしょうか。
臨床検査技師に限らず、多くの職業において、パソコンは必須アイテムとなっています。もし、学生の皆さんの中で一度もパソコンに触れたことの無い人がいたら、是非パソコンを積極的に活用してください。きっと、将来の役に立つはずです。