GRADUATE SCHOOL
学部・大学院

大学院保健医療学研究科 保健医療学専攻
修士課程/博士後期課程

保健医療の明日を担う
ハイレベルの医療人・研究者を養成

保健医療学の領域における科学的研究を行うための基礎能力を養成するとともに、
高度な医療技術と臨床能力をさらに強化することを目標として臨床研究を行います。

研究科長からのメッセージ

研究所所長

研究科長 鈴木俊明

関西医療大学大学院は、本学の建学の精神「社会に役立つ道に生きぬく奉仕の精神」を理解し、保健医療分野の専門職としての高い倫理観に基づき、その分野のリーダーとして専門領域の発展に貢献できる臨床家、研究者を育成することを目標としています。この目標を実現するために、本学大学院の経験豊富な教授陣の指導のもとで、西洋医学を基礎としながらも、本学園の特長である東洋医学を融合した統合医療の知識を得て、様々な観点から研究できる環境を大学院生のみなさんに提供させていただきます。

また、令和6年度より今までの修士課程に加えて、博士後期課程を開設いたします。博士後期課程では、保健医療分野における高度な主導的臨床専門職としての人材を養成することを目的とします。主導的臨床専門職には、保健医療分野での課題を解決するための研究力や、後輩を育成する教育力も必要になるため、この研究力と教育力を活かして、大学等の教育・研究機関でも活躍できる人材の育成も行います。

本学の特徴的な大学院での学びを通して、保健医療学分野でのリーダーになりましょう。

みなさんにお会いでき、共に研究できることを楽しみにしております。

特色

学部、修士課程、博士後期課程の関係図

大学院について
保健医療分野での高度専門職業人と研究者への道

超高齢化社会を迎え、ますます多様化かつ複雑化する疾病構造。こうした中、保健医療分野での全般的な幅広い視野と技術を持ち、さらに深い基礎医学知識をそなえた医療人の育成は大きな意味と価値を持っています。平成22年度に本学理学療法学科が鍼灸学科に引き続いて完成年度を迎えたことを契機に、両学科から卒業後大学院をめざす人たちと、他の保健医療従事者の方々にも門戸を広げるため、本大学院を保健医療学研究科保健医療学専攻(修士課程)として発展させました。本研究科では、基礎医学と臨床医学にわたる領域から研究テーマを選択し、保健医療分野における教育や研究に携わる人材、また、医療チームの一員として臨床現場で活躍できるリーダーを育成します。
また令和6年度より今までの修士課程に加えて、博士後期課程を開設します。博士後期課程では、保健医療分野における高度な主導的臨床専門職としての人材を養成することを目的とします。また、世界の保健医療分野の研究をリードする研究者、教育者を養成します。

社会人への門戸を広げる本学大学院の特色
経験として培われた保健医療技術を科学の目で解明する

保健医療の発展のためには、治療技術の治効メカニズムを科学的に解明することが求められています。そこで本大学院では、さまざまな疾患や病態に対して、それらの治療法の有効性を確認しメカニズムを探求します。

保健医療を深化させ、研究と治療をリードする指導者

これまでに習得した知識や技術をいっそう深化させることで、高度かつ複雑化する患者さんからの要求に応え、医療の現場で即戦力として活動するためのスキルを身につけます。基礎研究と臨床研究にわたる領域から、研究テーマを自ら設定。その研究を重ねることで、保健医療のリーダーとしてさまざまな分野で活躍できるよう研鑽します。

臨床現場への応用を常に意識した研究活動

大学院カリキュラムの一環として、臨床実習を取り入れています。医療資格を持つ学生は常に最新の臨床知識・技術を学びます。また、医療資格のない学生は臨床場面の見学を通して自分の研究に活かしていきます。このようなカリキュラムから臨床現場への応用を常に意識した研究活動が可能になります。

チーム医療時代に必要な豊かな心と倫理観

「チーム医療」の導入が進んでいます。その現場で求められるのは、患者さんの心を癒す医療を実現するために必要な豊かな人間性とチームワークです。本大学院では医療人としての豊かな心と倫理観を育成、さらに、目的意識を持って能動的に学ぶことで、幅広い医学の基礎知識、保健医療に関する深い専門知識、優れた臨床能力と研究能力を習得します。

修了後の進路

本大学院修了後の想定される主な進路は次のとおりです。

  1. 保健医療施設で、鍼灸師・理学療法士・柔道整復師・臨床検査技師・看護師 等として、専門的な知識・技術を持って活躍できる医療従事者
  2. 地域医療における保健医療のリーダーとして活躍する医療人
  3. 研究所、医療機関・企業などの研究部門の研究者
  4. 保健医療分野の教育機関の教員

学費・奨学金等について(修士課程/博士後期課程)

入学金 30万円
授業料 60万円(年額)
奨学金 日本学生支援機構、
その他の奨学金を取り扱います。
  • ※本学園が設置する学校の卒業者、修了者には、入学金相当額を授業料から減免します。
  • ※諸費用として日本看護学校協議会共済会総合補償制度への加入費が、修士課程9,000円、博士後期課程13,500円(入学時のみ)が必要です。

教育訓練給付制度について(修士課程/博士後期課程)

令和6年度の大学院入学生(修士課程、博士後期課程)より厚生労働大臣 教育訓練給付制度(一般教育訓練講座)を利用できることとなりました。社会人経験のある方の就学への支援の一つになっていますので、是非活用してください。(指定期間:令和6年4月1日〜令和9年3月31日)。

詳しくは、厚生労働省 教育訓練給付について のページをご覧ください。

教育訓練給付制度とは

厚生労働省が、労働者の自発的な職業能力の開発及び向上の取り組みを支援し、その雇用の安定及び就職の促進を図るための雇用保険給付制度の一つです。

受給対象

雇用保険の被保険者期間が3年以上ある方(過去に給付制度を利用したことがない方は1年以上)で、大学院修士課程または博士後期課程に入学し、修了した方。

給付金額

授業料等の一定の割合に相当する額〔納付金(入学金、授業料)の20%。但し、上限10万円〕となっています。

受給方法

大学院修了日(学位記授与式)の翌日から1ヶ月以内に住所地のハローワークで受給申請を行ってください。

明示書の公開

入試について

資料請求・個別相談までの流れ

◆修士課程 ◆博士後期課程

STEP1

下のお申込みフォームより相談内容と必要事項をご入力のうえ、送信して下さい。

STEP2

資料をご希望の方へは、発送致します。
個別相談希望の場合は、担当教員へ伝達致します。

STEP3

相談の場合は、担当教員よりご連絡をお入れします。

  • お電話かメールでご連絡致します。
  • 見学や面談にお越しいただくことも可能です。
  • オンライン相談も可能です。
「博士後期課程」出願書類
  • ※研究計画書には修士論文を添付してください。