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学部・大学院
教員紹介
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教授
坂口 俊二
さかぐち しゅんじ

学生の皆さんには大学は4年間しかないことを心に刻んで下さい。私から次のメッセージを送ります。1.公共心を持とう。2.知足を知ろう。3.個性の時代に備え、自分の長所・短所を見極め、教養を磨こう。4.自分なりの学び方を持とう。5.鍼灸プロフェショナリズムとは何か考え続けよう。

担当科目(学部)

大学入門セミナー、鍼灸基礎実習Ⅰ・Ⅱ、鍼灸診察法Ⅰ・Ⅱ、総合演習Ⅱ、鍼灸臨床実習Ⅰ・Ⅱ、インターンシップ実習、レディース鍼灸、総合ゼミ

大学院担当科目

特別研究、臨床鍼灸学実習、臨床鍼灸学特論講義、臨床鍼灸学研究計画法、保健医療研究方法特論Ⅱ、保健医療技術開発学基盤講義Ⅲ、保健医療技術開発学実践演習Ⅲ、保健医療技術開発学臨床演習Ⅲ、特別研究Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ

大学院(研究指導内容)

・冷え症に対する鍼灸治療効果に関する基礎および臨床研究
・女性の健康問題に対する鍼灸治療の効果に関する調査・臨床研究

出身校

関西鍼灸短期大学

学 位

博士(医学)

取得資格

はり師,きゅう師

専門分野(相談可能な分野)

鍼灸学

現在の研究テーマ

・冷え症に対する鍼灸治療法の標準化
・妊娠期のマイナートラブルに対する鍼灸治療の効果検討

研究のキーワード

・鍼灸
・冷え症
・末梢循環障害
・フェムテック

在内研究(国内留学、国内共同研究など)

1995年1月~3月 筑波大学理療科教員施設

所属学会

全日本鍼灸学会、日本温泉気候物理医学会、日本東洋医学会、日本自律神経学会、日本産業衛生学会、日本母性衛生学会

社会活動など

・日本温泉気候物理医学会 評議員
・日本温泉気候物理医学会 将来構想委員会 委員
・日本温泉気候物理医学会 学術委員会 委員
・全日本鍼灸学会 利益相反委員会 委員長
・全日本鍼灸学会 経絡経穴委員会 委員長
・全日本鍼灸学会 教育研修部 認定委員会 認定審査部門長
・現代医療鍼灸臨床研究会 理事
・関西医療大学 校友会 会長

オフィスアワー

水曜日の12時10分から13時(それ以外でも対応可。事前に連絡を下さい。)

主な研究業績

【論文】
・辻内敬子, 坂口俊二ら:産後の腰痛に対する骨盤ベルト装着と鍼治療併用との比較試験. 母性衛生 2022. 2:357-66.
・辻 久美子, 宮井信行, 坂口俊二ら:中高齢者における冷え症のリスク予測モデルおよび簡易アセスメントシートの作成. 日本衛生学雑誌 2022. 77:12pages.
・中嶌 愛, 坂口 俊二: 鍼通電刺激が慢性足関節不安定症のバランス能力に与える影響 長腓骨筋と短腓骨筋によるクロスオーバー試験. 関西医療大学紀要 2022. 16: 11-7.
・浅尾 芳光, 坂口 俊二: 手掌への経皮的ツボ電気刺激による血圧のfine-tuning クロスオーバー試験. 関西医療大学紀要 2021. 15: 23-30
・井本 蓉子, 小河 建一, 坂口 俊二: うつ伏せ姿勢による短時間仮眠中の鍼刺激が疲労度や作業効率に与える影響 クロスオーバー試験による検討. 関西医療大学紀要 2021. 15: 1-8.
・中村真理, 福本妙子, 尾崎朋文, 粕谷大智, 坂口俊二: 末梢性顔面神経麻痺完全脱神経型に対する鍼灸治療の効果 発症1年以内、14名の検討. Facial Nerve Research 2021. 40: 205-8.
・辻内敬子, 小井土善彦, 坂口俊二:成熟期女性の冷え症に対する温灸によるセルフケアの効果 レッグウォーマーを対照とした多施設共同ランダム化比較試験. 日本東洋医学雑誌 2021. 72(4) : 341-8.

◆関連サイト

【書籍】
・東洋療法学校協会 編:新版 東洋医学臨床論(はりきゅう編). 南江堂(2022). 第2章各論 第3節 全身の症候のⅡ.発熱、Ⅲ.冷えを分担執筆
・津田 彰, 本田泰弘 編:東洋医学を応用したストレスケアの実際 ストレス科学との連携と協働. 錦房(2021). 第2章 東洋医学を応用したストレスケア 第2節 5 循環器系(高血圧・冷え症) を分担執筆
・矢野 忠, 川喜田健司 編:鍼灸臨床最新科学 メカニズムとエビデンス. 医歯薬出版株式会社(2014). 臨床 5 主要症状・疾患のエビデンスとメカニズム 第1節 内科系/主要症状および疾患 6. 冷え症 を分担執筆
・第二次日本経穴委員会 編:詳解・経穴部位完全ガイド-古典からWHO標準へ. 医歯薬出版(2009). ガイドラインおよび肺経~大腸経の一部、膀胱経の一部から腎経の一部までの経穴について分担執筆
・東洋療法学校協会 編:新版 経絡経穴概論. 医道の日本(2009). 国際標準化された経穴部位の決定や骨度法、部位について分担執筆
・第二次日本経穴委員会 監訳:WHO/WPRO標準経穴部位-日本語公式版医道の日本(2009). ガイドラインおよび肺経~大腸経の一部、膀胱経の一部から腎経の一部までの翻訳を担当
・森英俊, 佐々木和郎 編:鍼灸基礎実習ノート. 医歯薬出版(2009). 鍼・灸基礎実習の評価基準を分担執筆
・森本昌弘 編:ペインクリニックと東洋医学. 真興交易(2002). 「四肢の血流障害に伴う痛み」と「突発性難聴と耳鳴症」の鍼灸治療の実際を分担執筆

科学研究費など学会の研究費の獲得状況

・大学教育における伝統医学(鍼灸)のモデル・コア・カリキュラムの構築と検証
 日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 2022年4月 - 2025年3月
 河井 正隆, 坂口 俊二, 矢野 忠, 坂井 友実, 福田 文彦, 久島 達也, 角谷 英治
・バーチャルな森林環境におけるストレス軽減効果の検証
 日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 2018年4月 - 2023年3月
 新谷 奈苗, 河野 啓子, 金子 健彦, 坂口 俊二, 丸上 輝剛, 永岡 裕康, 佐藤 郁代
・熱帯地域における手腕系振動障害に係る病態機序の解明
 日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 2011年 - 2013年
 宮下 和久, 吉益 光一, 福元 仁, 竹村 重輝, 森岡 郁晴, 前田 節雄, 坂口 俊二, 森岡 郁晴, 宮井 信行
・高濃度人工炭酸浴による血行促進効果がもたらす下肢痛改善効果とその介護予防への応用
 日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 2008年 - 2010年
 宮下 和久, 吉益 光一, 森岡 郁晴, 福元 仁, 竹村 重輝, 宮井 信行, 坂口 俊二, 寺田 和史
・冷え症に対する低周波鍼通電療法の効果―血管運動神経反射を指標として―
 日本温泉気候物理医学会 研究奨励賞 2009年
 坂口 俊二